転職エージェント複数登録していいの?複数登録のメリット・デメリット・有効な使い方を解説!

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転職エージェントって複数登録してもいいの?

エージェント側から嫌われるんじゃないの?

複数登録のメリットとデメリットとかある?

結論、転職エージェントは複数登録しても全然大丈夫です。

むしろメリットの方が大きくなるため、複数登録するのは基本です。

詳しくは下記で解説していきますね!

この記事を書いた人
うーさん

NC旋盤/マシニングセンタ/溶接/板金/ライン作業/夜勤/制御盤や配電盤の機器組立/メンテナンス/検査/品質管理などを経験した、転職歴5回・製造業歴16年になる1児のパパです。
様々な工場の職場から学んだ経験や悩みをブログにまとめています。
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転職エージェントは複数登録できる

冒頭でもお話しましたが、転職エージェントは複数登録して利用するのが基本となっています。

リクルートエージェントが実際に行ったアンケート結果では、「2社」という回答がもっとも多くなりました!

引用:リクルートエージェント

1社しか登録しなかったという人は26.6%にとどまり、2社以上という方がおよそ7割以上いるという結果です。

そして、転職エージェントには大きく分けて2種類あります!

大手エージェントの「総合型」と、専門に特化した「特化型」の2種類です。

このように、転職エージェントによって特徴や提供できるサービスが異なります。

1つの転職エージェントしか利用しないと、他での様々なサービスを受けることができず、転職の幅を自ら狭くしてしまうことになります。

例えば「総合型」の転職エージェントでは、自分のスキルを生かして違う業界へ横展開できそうな業界や業種を紹介してもらうことができます。

さらに「特化型」の転職エージェントでは、より専門分野を深められるような求人を紹介してもらえます。

複数の転職エージェントを利用することで、自分では気がつくことができない自分の強みや色んな視点からのアドバイスと求人を紹介してもらえます。

転職エージェントを複数登録するメリット

メリットは以下のとおり。

  • 多くの求人から選ぶことができる
  • 様々な視点からアドバイスを得ることができる
  • 自分に合ったエージェントを比較できる

順に解説していきますね。

1・多くの求人から選ぶことができる

当然ながら、転職エージェントを複数登録することによって、紹介される求人が多くなります。

さらに転職エージェントには、他では見ることができない「非公開求人」や「独占求人」があります。

非公開・独占求人とは?

そのサイトに登録しなければ見られない求人です。
企業が、他の企業に自分の戦略となる情報を見られたくないがために、このようなシステムがあります!

それぞれ「非公開求人」や「独占求人」は違うので、複数登録することによって紹介される求人が多くなり、希望の転職先が見つかる可能性が高まるでしょう。

2・様々な視点からアドバイスを得ることができる

転職エージェントはそれぞれ、提供できる専門的なアドバイスは異なります。

そのため複数の転職エージェントを利用することによって、様々な視点からのアドバイスもらうことができ、新たな自分や転職先を見つけることができます。

3・自分に合ったエージェントを比較できる

複数の転職エージェントを利用することで、アドバイザー同士を比較することができます。

転職エージェントもあなたと同じ人。
経験が浅くて的外れな求人を紹介してしまったり、そもそも性格が合わないこともあります。

ですが、複数の転職エージェントに登録することによって、その大きなデメリットは解消されます。

数多くのアドバイザーと接することで、よりあなたに合ったエージェントと出会うことができるでしょう。

転職エージェントを複数登録する際のデメリット

デメリットは以下のとおり。

  • スケジュール管理が大変になる
  • 同じ求人企業に応募してしまう危険性がある
  • たくさんの意見をもらえるので、混乱してしまう

順に解説していきますね。

1・スケジュール管理が大変になる

転職エージェントに登録すると、以下の管理が必要になってきます。

管理する内容
  • アドバイザーとの面談
  • 応募種類の作成・提出
  • アドバイザーとの面接対策
  • 面接日程の調整
  • 求人の管理

転職エージェントに登録すると、このように内定までの一連の日程や情報を、全て自分で管理しなくてはなりません。

そのため、面接の日程などがダブルブッキングしてしまうことのないよう気をつけましょう!

さらに仕事をしながら併用で転職活動をしていると、転職エージェントとの連絡が遅れたり雑になってしまうこともあるかもしれません。

あまりにやり取りが雑になりすぎると「この人はあまり転職に対して意識が低いな?」と感じられ、対応に影響することにも繋がります!

対策としては、Googleカレンダーなどのスマホアプリで管理することをおすすめします。

2・同じ求人企業に応募してしまう危険性がある

複数の転職エージェントを利用していると、同じ求人を紹介してもらうことがあります。

気づかずにうっかり、同じ企業へ応募してしまうことだけは絶対に回避しましょう。

もうしそうなった場合、転職エージェントからの信頼も、企業側からの印象悪くなってしまいます。

さらには「管理能力がない人」だと思われ、全く良いことがなくなってしまいます!

3・たくさんの意見をもらえるので混乱してしまう

複数の転職エージェントからの様々なアドバイスを受けることができるメリットはその反面、どの意見を参考にすべきか悩んでしまうデメリットにもなってしまいます。

自分の転職希望の軸をしっかりと持っていないと、様々な意見に右往左往してしまって、なかなか希望の転職先が見つかません。

複数の転職エージェントに相談する場合、自分の転職への軸をしっかりと持っていましょう。

転職エージェントに複数登録していることを伝えたほうがいいのか?

複数登録をする際には、他の転職エージェントにも伝えておいたほうが、結果的に良いでしょう。

なぜなら、複数登録を伝えて情報を共有しおくと、面談や内定時期の調整を進んで働きかけてくれたり、同じ企業の応募も防げるからです。

さらに複数登録を伝えておくことで、転職エージェント同士も競争意識が高まって、より良いサービスや手厚いサポートをしてくれるメリットも出てきます。

「転職エージェントは複数登録できる」でもお話しましたが、転職エージェントを利用している人は2社以上登録している人が7割を超えています。

複数登録をしている事実は転職エージェント側もわかっていることなので、気負うことなく伝えて大丈夫です。

ちなみに内定をもらった際には、他の転職エージェントにも連絡をしましょう!

なにも連絡がなければ、他のエージェントは無意味な求人情報を出し続けることになり、あなたの印象が悪くなってしまいます。

再度エージェントを利用することがあったら印象の悪さが残り、優しくサポートしてくれなくなるかもしれません。

言いづらいことではありますが、内定をもらったら社会人のマナーとして他のエージェントにも連絡しておきましょう。

複数の転職エージェントを上手に使う7つのポイント

メリットが大きい反面、デメリットもある転職エージェントの複数登録。

ここでは複数の転職エージェントを、上手に使っていくポイントを7つ紹介していきます。

  • 転職エージェント登録後には2週間に1回は連絡を入れる
  • 経歴やプロフィールを嘘などで盛ったりしない
  • 転職に対して前向きな姿勢をとる
  • まずは2〜3社ほど登録して様子を見る
  • 希望の転職先に合っていなかったらしっかりと断る
  • 推薦文には必ず目を通す
  • 内定をもらったら他のエージェントに相談してみる

順に解説していきます。

1・転職エージェント登録後には2週間に1回は連絡を入れる

転職エージェントでの求人者情報は、2週間に1回のペースで更新されています。

連絡をせずにいると、あなたの情報が古くなっていき「もう転職を決めた可能性が高い」または「転職に対してやる気がない」とみなされ、求人紹介サービスを受けることができなくなってしまいます!

希望の転職先を見つけるためにも、自ら行動を起こしましょう。

2・経歴やプロフィールを嘘で盛ったりしない

早く希望の転職先に就きたいがために、嘘をつきたくなる気持ちもわかります。

ですが、登録情報やエージェントとのやりとりについては記録に残ります。

転職したときにはもちろん、再度利用したときも「前と登録情報が違う」など、エージェントや企業に対しても信用を失ってしまいます。

もし嘘をつきたくなるような理由があったら、まずはエージェントに相談をしてみるのがおすすめです!

3・転職に対して前向きな姿勢をとる

転職エージェントの手厚いサポートを受けるためにも、転職に対して前向きな姿勢を見せましょう。

エージェント側もあなたと同じ人。
やる気のない人よりも、やる気のある人に優先してサービスをしてあげたくなるものです。

エージェント側に「この人の転職を成功させてあげたい」という思いを芽生えさせたら、優良求人情報や手厚いサポートなどが期待でき、理想の転職先へと近づけます。

4.まずは2〜3社ほど登録して様子を見る

デメリットの項目でもお話したように、転職エージェントを複数登録するとスケジュール管理が大変です。

いきなり多くのエージェントと複数やりとりしてしまうと、誰が何を言ったのかわからなくなってしまいます!笑

おすすめは「総合型」と「特化型」から1社ずつ登録することです。

慣れないうちは少ない数から試していき、徐々に経験を積み上げてエージェントを見極めていきましょう。

5・希望の転職先に合っていなかったらしっかりと断る

提案された求人が自分の希望の転職先とは合わなかった場合は、しっかりと断りましょう。
進められるままに転職してしまうと後々後悔することになります。

また、担当者によっては提案してきた求人をゴリ押ししてくる人もいます!

それは転職エージェントは「成果報酬型」だからです。

成果報酬型とは?

一人の採用が決まって、初めて報酬が発生する仕組みです。

担当者も報酬を得るために必死になっています。

悪い担当者に当たってしまうと、報酬優先で受かりやすそうな求人を提示してくる人も…

ゴリ押しに負けずに断るところはしっかりと断りましょう。

転職エージェントの報酬の仕組みについては下の記事で詳しく解説しています⇩
>>ハローワークと転職サイト・エージェントの違いってなに?

6・推薦文には必ず目を通す

ほとんどの転職エージェントは企業にあなたを紹介する場合、200〜1000文字程度で推薦文を書きます。

ですが担当者によってはその推薦文の書き方は様々で、かなりテキトーな担当者も。(汗)

確認ができるなら、「推薦状の内容を確認してもよろしいですか?」と確認を行いましょう!

念には念を、雑な推薦文になっていないか確認をとりましょう!

7・内定をもらったら他の転職エージェントに相談してみる

内定が決まったら喜んですぐに決定してしまいたくなりますが、一度立ち止まって他の転職エージェントに内定した企業について相談してみましょう。

熱意のもったサポートをしてくれたエージェントなら、アドバイスをもらうこともできます。

実際に相談した結果、内定を取り消したケースもあるそうです。

内定を辞退するのもなかなか心苦しいことですが、妥協せずに自分の理想の転職先を見つける1つの方法です!

複数登録におすすめな工場・製造業転職エージェント

最後に、工場・製造業で複数登録におすすめの転職エージェントを簡単に紹介します。

すべて無料で利用できるので、まずは気軽に登録するだけでも良いかもしれません。

おすすめ転職エージェント

転職サイト名おすすめ度特徴工場求人件数対応エリア公式サイト

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リクルートエージェント
4.5他の転職サイトにはない
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コウジョウ転職
4.0工場・製造業に特化した
転職エージェント
約2,000件全国コウジョウ転職

下の記事で、「工場・製造業におすすめの転職サイト・エージェント」について、詳しく解説しています⇩

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